経験重ね技術磨く
印刷部齊藤 諒
岩手大学工学部卒
2018年入社。新聞を印刷する輪転機のオペレーションや整備・保守管理を担当する。大学時代は金型技術を専攻。休日はスノーボードや野球、ツーリングなどでアクティブに過ごす。盛岡市出身。
(2021年撮影)
「岩手日報社」や「新聞社」と聞くと、取材したり文章を書いたりする記者の仕事の印象が強いと思います。自分もそうでした。縁遠いように思っていた企業でしたが、会社説明会で技術職の業務内容を聞いて受験を決めました。
仕事では、輪転機(大型の印刷機械)のオペレーションやメンテナンスを担当しています。カラー印刷は黒、青、赤、黄の4色の重なり合いで成り立っています。例えば、新聞に掲載する写真の撮影したときの色と、刷り上がったときの色が異なることがないよう確認や調整をしています。
輪転機は、日常生活で目にするような機械とは違う部分が多いです。部品の数も多く、メンテンナンスなどを通じて、構造から印刷の仕組みなどを理解していきます。そうやって経験を重ねて、トラブルを早く回避できると達成感があります。自分の手で印刷した新聞が、街中で多くの人に届いているのを見るとうれしくなります。
休みの日はスノーボードや野球で体を動かしたり、ツーリングに行ったり、たまに一日中寝る日があったりもします。