岩手日報は、地域の政治や経済、文化、スポーツ、事件・事故など、毎日様々な出来事を取材する記者をはじめ、それぞれの職種の専門家が連携してニュースを発信しています。読者や県民のみなさまにニュースが届くまでの流れを紹介します。
1 取材


岩手県内外の様々なイベントやスポーツ、事件や事故の現場に向かい、取材した内容を記事にします。取材相手は国会議員や県議会議員などの政治家や市町村長、企業の社長や警察官、スポーツ選手、芸能人のほか、一般の県民の皆さままで様々です。
2 記事の出稿&チェック

出来上がった原稿は、各出稿部の責任者であるデスクがチェックします。だれが(Who)いつ(When)どこで(Where)何を(What)なぜ(Why)どのように(How)といった5W1Hを念頭に、読者に分かりやすく正確に伝わるように手直しされます。
3 編集会議

各部のデスクらが集まり、翌日の新聞の各ページにどの記事やどんな写真を掲載するのかなどを決めます。
4 レイアウト

各ページの編集担当者が、記事や写真のレイアウトを決めます。記事の重要度を判断し、紙面上での扱いの大きさや見出しも考えます。深夜に大きなニュースが発生した場合は、記事を差し替えるなどの対応も行います。
5 広告、グラフィック制作

記事の下に掲載する広告のほか、記事の内容をより分かりやすく伝えるためのイラストや図表をデザイン、制作します。
6 降版

レイアウトが終わった紙面と広告を組み合わせて、一つの紙面が出来上がります。紙面データは順次、本社から印刷センターに向けて送信します。
7 印刷

印刷センターに送信された紙面データは、輪転機という巨大な印刷機械で印刷します。輪転機は1~40ページまでの印刷が可能で、カラー面は24ページまで印刷できます。
8 配達/配信


刷り上がった新聞は、エリアごとに梱包されトラックに積み込み、販売店に届けられます。販売店では、届いた新聞にチラシを挟み込み、配達員が読者のみなさまの元へ届けます。完成した紙面は、デジタル版としてスマホやタブレットからもご覧いただけます。