販売局では、県内各地を網羅する新聞販売店と協力して、読者や岩手日報ファンの拡大を図っています。制作センターで刷り上がった紙面は、1部最大40ページの新聞にまとまります。その後、エリアごとに梱包されて、トラックで県内93の販売店に送られます。販売店でチラシが折り込まれた朝刊は、配達員の手で各家庭へ届けられます。この個別配達サービスの維持・管理のほか、地域の高齢者の見守りといった販売店の地域貢献活動もサポートしています。新規購読者を増やすだけでなく、最前線で地域との信頼関係を築く仕事です。
岩手県で148年続く総合情報産業としての信頼、知名度、情報網を生かした広告を通じクライアントの課題解決や新規ビジネスの開拓、文化・芸術・スポーツなどのイベントの企画・運営を行います。
従来業務である新聞紙面の広告枠を販売するだけにとどまらず、WEBメディアやSNSを展開し、さまざまな形で顧客の課題解決に取り組むことがミッションです。新聞はもちろん、企業やイベント、商品の価値を最大限に生かした広告プランを考える発想力や企画力が大切な仕事です。
広い岩手県内を7つのエリアに分けて、それぞれに広告営業を担当する業務主任が配置されています。一般的に1人の業務主任が3~5つの市町村を担当します。各市町村に所在する企業や事業所、商店、自治体、個人などに向けて、新聞紙面の広告枠を販売します。また、岩手日報社と広告主で組織する「岩手日報広華会」の運営も担当し、住民向けのコンサートや講演などのイベントを企画し、地域社会の文化向上に貢献しています。さまざまな人が暮らす地域と良好な関係性を築く上で、コミュニケーション力や調整力が大切な仕事です。