感動と喜び共に
事業部阿部 慶太
岩手大学大学院総合科学研究科修了
2019年入社。事業部で、駅伝などのスポーツや音楽、演劇のイベントを主催・運営する。趣味は山登り。宮城県仙台市出身。
(2021年撮影)
人との出会いが尽きない仕事に魅力を感じ、新聞社を志望しました。事業部の仕事はイベント開催が主なので華やかなイメージがあります。しかし、催事当日を迎えるために膨大な準備が必要で、パソコンとにらめっこのデスクワークもしばしばです。
仕事のだいご味は、文化やスポーツを通して、地域に暮らす方々へ感動や喜びを届けられるところです。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、主催している小学生のバスケットボール大会を中止せざるを得ないことがありました。地区予選を勝ち抜いた子どもたちが集う県大会の場を作れないと思うと、やりきれない気持ちで胸がいっぱいでした。そこで、新聞社として「参加者のために何かできないか」と考え、上司に打診。選手をたたえ、応援する主旨で、紙面での見開き企画を提案し、実現できました。掲載後の反響も大きく「諦めずに熱意を伝えれば多くの人に共感してもらえる」と感じた出来事でした。
地方は、少子高齢化や人口減少、都市圏との経済格差など社会問題のるつぼだと思っています。私たちの身近にある課題に対し、報道や事業を通して岩手に暮らす人たちに寄り添えるのは、岩手日報社にしかできない役割だと思っています。
仕事を離れた時間は、山登りにはまっています。県内の低い山ばかりに挑戦する万年ビギナーですが、森林浴でリフレッシュしています。